言語聴覚士国家試験問題と解答例 【午前の部】(2002年3月24日,9:30〜12:00,全100題)
問題 1 図は我が国の主要死因別に見た死亡率の年次推移を示す。脳血管疾患はどれか。 1.A 2.B 3.C 4.D 5.E <解答例>:1 問題2 生活習慣病で誤っているのはどれか 1.喫煙による肺気腫 2.食塩過剰摂取による脳卒中 3.肥満によるインスリン依存型糖尿病 4.アルコール過剰摂取による肝硬変 5.動物性脂肪の過剰摂取による大腸癌 <解答例>:3 問題3 鼓索神経が分枝する神経はどれか 1.三叉神経 2.顔面神経 3.舌咽神経 4.迷走神経 5.舌下神経 <解答例>:2 問題4 大脳動脈輪に含まれないのはどれか。 1.前大脳動脈 2.中大脳動脈 3.内頸動脈 4.後大脳動脈 5.椎骨動脈 <解答例>:5 問題5 図は安静呼吸及び深呼吸の呼吸曲線を示す。肺気量分画のうち肺活量はどれか。 1.A 2.B 3.C 4.D 5.E <解答例>:1 問題6 消化吸収機能がないのはどれか。 1.口腔 2.食道 3.空腸 4.結腸 5.直腸 <解答例>:2 問題7 T型(即時)アレルギーが原因と考えられる疾患はどれか。 a.胎児赤芽球症 b.Basedow病 c.気管支喘息 d.じんま疹 e.急性糸球体腎炎 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d <解答例>:4 問題8 加齢に伴なう生理的変化について誤っているのはどれか。 1.血清コレステロール値上昇。 2.動脈血酸素分圧低下。 3.耐糖能低下 4.残気量低下 5.腎血流量低下 <解答例>:4 問題9 ハンセン病の原因はどれか。 1.ウイルス 2.真菌 3.細菌 4.原虫 5.寄生虫 <解答例>:3 問題10 誤っている組み合わせはどれか。 1.食道静脈瘤…門脈圧の亢進 2.慢性萎縮性胃炎…ヘリコバクターピロリ菌の感染 3.血友病…血管の閉塞 4.狭心症…冠動脈の狭窄 5.高血圧症…食塩の過剰摂取 <解答例>:3 問題11 急性心筋梗塞で上昇しないのはどれか。 1.GOT(AST) 2.GTP(ALT) 3.LDH 4.CPK(CK) 5.ミオグロビン <解答例>:? 問題12 ファロー四徴症に該当しないのはどれか。 1.心房中隔欠損 2.心室中隔欠損 3.右室肥大 4.肺動脈狭窄 5.大動脈騎乗 <解答例>:1 問題13 健常な3歳児について誤っているのはどれか。 1.あいさつを返すことができる。 2.スプーンでご飯を食べることができる。 3.縄跳びができる。 4.同年代の子どもと遊びたがる。 5.排泄を教えることができる。 <解答例>:3 問題14 成長について正しいのはどれか。 a.小児の体重増加は0〜1歳で著しい。 b.1歳児の身長は約100センチである。 c.甲状腺機能低下症では高身長になる。 d.母性剥奪症候群では低身長になる。 e.高度の貧血がある身長の伸びが悪い。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:3 問題15 運動障害をきたすのはどれか。 a.脳性麻痺 b.周期性四肢麻痺 c.筋ジストロフィー d.下垂体小人症 e.ネフローゼ症候群 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:1 問題16 発熱をきたすのはどれか。 a.髄膜炎 b.腎盂腎炎 c.川崎病 d.神経性食欲不振症 e.心室中隔欠損 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:1 問題17 正しい組み合わせはどれか。 a.片麻痺…Brunnstom法 b.ADL評価…Barthel Index c.アルツハイマー病…Hoehn & Yahr重症度分類 d.小児運動発達検査…ミニメンタルステート検査 e.外傷性脊髄損傷…Frankel分類 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:2 問題18 良性発作性頭位眩暈症で正しいのはどれか。 1.めまいは浮動性である。 2.難聴を伴なう。 3.めまいの持続時間は約1時間である。 4.自発性に発症する。 5.回旋性眼振がみられる。 <解答例>:5 問題19 アレルギー性鼻炎で正しいのはどれか。 1.鼻腔内が発赤している。 2.鼻粘膜が肥厚している。 3.中鼻道に膿汁がみられる。 4.鼻汁中に好中球がみられる。 5.画像上前額洞に陰影がみられる。 <解答例>:2 問題20 上咽頭腫瘍と関係のないのはどれか。 1.鼻閉塞 2.めまい 3.鼻出血 4.複視 5.浸出性中耳炎 <解答例>:2 問題21 誤っているのはどれか。 1.中耳癌…耳出血 2.耳下腺癌…顔面神経麻痺 3.舌癌…開口障害 4.上顎癌…眼球突出 5.下咽頭癌…嚥下障害 <解答例>:3 問題22 気管支異物で誤っているのはどれか 1.小児に多い。 2.左気管支に入りやすい。 3.ホルツクネヒト徴候がみられる。 4.放置すると異物周辺に肉芽が生じる。 5.慢性期には咳が出る。 <解答例>:2 問題23 パーキンソン病の三大徴候はどれか。 a.痴呆 b.前屈姿勢 c.振戦 d.筋強剛 e.無動 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:5 問題24 筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。 a.上位・下位運動ニューロンの変性をきたす。 b.感覚障害がない。 c.眼球運動障害がない。 d.脊椎が癒合する。 e.排尿・排便障害を伴う。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:1 問題25 脳外傷で器質的病変がみられないのはどれですか。 1.脳震盪 2.脳挫傷 3.脳裂傷 4.びまん性脳損傷 5.脳内血腫 <解答例>:1 問題26 誤っているのはどれか。 1.理想的な創傷治癒を第1期癒合という。 2.第3度創傷の治癒過程を第2期癒合という。 3.創傷治癒には瘢痕組織が残る。 4.細菌感染が生じると創傷治癒は促進される。 5.血流の悪い創の治癒は遷延する。 <解答例>:4 問題27 頭蓋内圧亢進症状はどれか。 a.難聴 b.うっ血乳頭 c.頭痛 d.嘔吐 e.発熱 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題28 心身症について誤っているのはどれか。 1.心理社会的因子が密接に関与している身体疾患である。 2.特定の器官に固定して症状が現れる。 3.機能的障害にとどまる。 4.情動の認知や言語化に乏しい。 5.過剰適応の傾向がある。 <解答例>:3 問題29 うつ病の症状でないのはどれか。 1.思考抑制 2.意識低下 3.妄想 4.幻覚 5.自殺念慮 <解答例>:4 問題30 転換性障害について誤っているのはどれか。 1.心理的葛藤が身体症状として現れる。 2.演技的な人格特徴がある。 3.「疾病利得」という心理機制がある。 4.身体症状を意図的に作り出す。 5.脳波所見は正常である。 <解答例>:4 問題31 正しいのはどれか。 a.日本人における口唇裂の発生頻度は3000人に一人である。 b.口蓋裂は日本人より白人の方が発生頻度が低い。 c.口唇裂は遺伝的要因と環境要因とで発生する。 d.口唇裂は右側に多い。 e.片側口唇裂と両側口唇裂の発生頻度は同じである。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題32 構音障害を改善する補綴治療でないのはどれか。 1.エピテーぜ 2.スピーチエード 3.パラタルリフト 4.舌側弧線装置 5.顎義歯 <解答例>:4 問題33 開咬症に関係があるのはどれか。 1.開鼻声 2.口蓋化構音 3.歯音障害 4.軟口蓋音 5.咽頭摩擦音 <解答例>:3 問題34 顎裂部骨移植の目的で誤っているのはどれか。 1.顎裂部形態に起因する構音障害の改善 2.インプラント埴立母地の作製 3.上顎犬歯の萌出・誘導 4.口腔鼻腔瘻の閉鎖 5.鼻咽腔閉鎖機能の改善 <解答例>:5 問題35 歯列弓について正しいのはどれか。 1.方形歯列弓は尖形歯列弓より舌房が狭い。 2.上顎より下顎の方が大きい。 3.顔面と上顎中切歯との外形に類似しない。 4.継年的に変化する。 5.前歯の切縁と臼歯頬側咬頭とをつらねた線をいう。 <解答例>:4 問題36 感音性難聴をきたすのはどれか。 1.耳垢栓塞 2.鼓膜穿孔 3.耳小骨離断 4.アブミ骨固着 5.有毛細胞消失 <解答例>:5 問題37 最も高度な難聴をきたすのはどれか。 1.外耳道狭窄 2.鼓膜全欠損 3.浸出性中耳炎 4.流行性耳下腺炎に合併する内耳炎 5.加齢による内耳変化。 <解答例>:4 問題38 オージオグラムについて誤っているのはどれか。 1.縦軸は聴力レベル(dB)を表す。 2.横軸は検査音の周波数を表す。 3.気導聴力、骨導聴力が分かる。 4.語音明瞭度が分かる。 5.125〜8000Hzの聴力が分かる。 <解答例>:4 問題39 中耳にないのはどれか。 1.鼓膜張筋 2.内リンパ嚢 3.卵円窓 4.耳小骨 5.乳突蜂巣 <解答例>:2 問題40 錐体路について正しいのはどれか。 a.非交叉性の成分はない。 b.大脳皮質運動野から起始する。 c.脊髄前角の運動神経細胞に終始する。 d.内包後脚を通って下降する。 e.脳神経運動核に達する線維がある。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題41 脳脊髄液について正しいのはどれか。 a.淡白濃度は血清より低い。 b.少数のリンパ球を含む。 c.視床下部から分泌される。 d.側脳室から吸収される。 e.くも膜下腔に存在する。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:2 問題42 正しいのはどれか。 1.大脳皮質の構造はどこでも同じである。 2.線条体は大脳基底核に属する。 3.聴覚伝導路は視床を通らない。 4.扁桃体は前頭葉皮質下にある。 5.視覚野は頭頂葉外側部にある。 <解答例>:2 問題43 延髄から出る脳神経はどれか。 1.副神経 2.三叉神経 3.顔面神経 4.動眼神経 5.外転神経 <解答例>:1 問題44 正しいのはどれか。 1.深吸気量は呼気予備量の一部である。 2.肺・胸郭系は剛性体とみなすことができる。 3.男性の1回換気量は女性の約2倍である。 4.気道内圧は深吸気によって上昇する。 5.発声時の呼気保持には息こらえが必要である。 <解答例>:4 問題45 正しいのはどれか。 1.声帯突起は声帯膜間部の中央付近にある。 2.喉頭腔は声帯縁を除き重層扁平上皮に覆われている。 3.喉頭蓋軟骨は最も早く化骨する。 4.梨状陥凹は左側の方が広い。 5.輪状軟骨は第一気管輪と靭帯で連結している。 <解答例>:5 問題46 正しいのはどれか。 1.ベルヌーイ効果によって声帯縁は外向きに引かれる。 2.高音発声時に声帯は前後方向に引き伸ばされる。 3.声門開放期は声帯振動1周期より長い。 4.声の強さは声帯振動周期の2乗に比例する。 5.声域の上限には性差がない。 <解答例>:2 問題47 口唇について正しいのはどれか。 1.嚥下第1期には閉鎖する。 2.声道の共鳴には関係しない。 3.粘膜部の近くは舌咽神経支配である。 4.横に引く筋は三叉神経支配である。 5.突き出す筋は母音発音中抑制される。 <解答例>:1 問題48 正しいのはどれか。 1.視覚と聴覚との方向定位の不一致があるときは聴覚優位の統合がなされる。 2.色の見え方は色相と飽和度の二つの属性で記述できる。 3.適刺激以外の刺激でも視覚的体験が生じる。 4.暗順応に比べて明順応は長時間を要する。 5.日常場面では物理的な刺激強度と感覚量との間に直線的な対応関係が成立する。 <解答例>:3 問題49 誤っているのはどれか。 1.認知閾の高い語は低い語に比べて読み取りやすい。 2.長期にわたる感覚遮断状況では幻覚が生じる。 3.きめの勾配は奥行き知覚の手がかりの一つである。 4.感覚の感度は閾値の逆数によって表すことができる。 5.事物の知覚が成立するには図と地との分化が必要である。 <解答例>:1 問題50 正しいのはどれか。 a.条件付けは有害な嫌悪刺激では成立しない。 b.古典的条件付けでは生体が行動を自発することが必要である。 c.弁別困難な分化条件づけを継続すると神経症が生じる。 d.条件反応は条件刺激と類似した刺激でも生じる。 e.条件反応は消去手続きの途中で休憩を入れると消失する。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:4 問題51 適切でない組み合わせはどれか。 1.反復による慣れ…潜在記憶 2.運動技能の習得…手続き記憶 3.概念の獲得…顕在記憶 4.幼児期健忘…意味記憶 5.個人的体験…エピソード記憶 <解答例>:4 問題52 誤っている組み合わせはどれか。 1.再体制化…洞察による問題解決 2.遅延反応…シンボル過程による情報保持 3.概念達成…推理による概念の成立 4.習慣的構え…解法の機械的適用 5.逆転学習…心的回転による解の検索 <解答例>:3 問題53 一次元の属性とはどれか。 a.重さ b.音色 c.色彩 d.味覚 e.長さ 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題54 社会調査に関係ないのはどれか。 1.標本 2.層別 3.面接法 4.留置法 5.ワークサンプリング法 <解答例>:5 問題55 実験計画法における刺激の配置でないのはどれか。 a.ラテン方格法 b.二元配置法 c.乱塊法 d.多段抽出法 e.相関配置法 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:5 問題56 感覚過程と決定過程とを分離する心理学的測定法はどれか。 1.恒常法 2.Magunitude Estimation(ME)法 3.Semantic Differential(SD)法 4.調整法 5.信号検出理論 <解答例>:5 問題57 誤っているのはどれか。 1.評定尺度の測定値は間隔尺度上のものである。 2.適応法はコンピューターの使用が前提となる。 3.多次元尺度法では刺激間の類似性判断が基礎となる。 4.順位法では間隔尺度が構成できる。 5.一対比較法では間隔尺度が構成できる。 <解答例>:1 問題58 誤っている組み合わせはどれか。 1.MMPI…妥当性尺度 2.BDI…痴呆症状 3.Y-Gテスト…類型判定 4.エゴグラム…交流分析 5.EPPS…Murrayの人格理論 <解答例>:2 問題59 心理療法について誤っているのはどれか。 1.スクウィグル法は描画療法の一つ。 2.認知療法では否定的自動思考を意識させる。 3.家族療法の技法の一つにモデリングがある。 4.森田療法では精神交互作用を病因として考える。 5.バイオフィードバック法は痙性斜頸に有効である。 <解答例>:3 問題60 行動療法について誤っているのはどれか。 1.トークンを強化子として用いる。 2.精神分裂病には禁忌である。 3.特殊教育でも用いられる。 4.強迫性障害にはフラッディング法が用いられる。 5.社会学学習理論はその一つである。 <解答例>:4 問題61 診断面接基準はどれか。 1.WPPSI 2.SDS 3.SCID 4.MMPI 5.TAT <解答例>:3 問題62 DSM−Wの不安障害はどれか。 a.強迫神経症 b.感情障害 c.注意欠陥/多動性障害 d.乖離性障害 e.外傷後ストレス障害 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題63 投影法はどれか。 1.16PF 2.MPI 3.MAS 4.HTP 5.NEO−PI <解答例>:4 問題64 正しい組み合わせはどれか。 1.Ellis…精神分析療法 2.Gesell…人間性心理学 3.Schultz…自立訓練法 4.Skinner…クライエント中心療法 5.Winnicott…行動療法 <解答例>:3 問題65 正しいのはどれか。 1.量の保存の理解は前操作期の初期に成立する。 2.音声弁別の能力は構音機能と並行して発達する。 3.対象物の永続性は立体視力の出現と同時に成立する。 4.模倣行動は幼児期に象徴機能が形成されるまで発現しない。 5.種々の感覚間の対応は学習や経験に関係なく出現する。 <解答例>:2 問題66 正しい組み合わせはどれか。 1.Allport−知能の発達 2.Chomsky−感情の認知理論 3.Hull−言語発達 4.Maslow−学習された無力感 5.Vygotsky−発達の最近接領域 <解答例>:5 問題67 正しい組み合わせはどれか。 1.P−Fスタディ…知能の測定。 2.内田クレぺリン作業検査…言語能力の測定 3.ロールシャッハテスト…精神発達の測定 4.Y−Gテスト…パーソナリティの測定 5.TAT…活動水準の測定 <解答例>:4 問題68 発達の研究法でないのはどれか。 1.自由連想法 2.双生児法 3.縦断的研究 4.行動観察法 5.面接法 <解答例>:1 問題69 言語発達について正しいのはどれか。 1.喃語は1歳過ぎに現れる。 2.指さしは初語に先行して現れる。 3.母親語は子どもの言語発達を妨げる。 4.幼児期には性差がない。 5.語彙の爆発的増加は3歳過ぎに始まる。 <解答例>:2 問題70 音節数が最も多い語はどれか。 1.ロンドンっ子 2.東京っ子 3.北京っ子 4.モスクワっ子 5.ベルリンっ子 <解答例>:4 問題71 開口時に直接見えないのはどこか。 a.舌根 b.下咽頭 c.舌背 d.口蓋垂 e.歯茎 <解答例>:1 問題72 非肺気流を用いるのはどれか。 a.放出音 b.そり舌音 c.流音 d.ふるえ音 e.入破音 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題73 語中の子音mに円唇化が生じるのはどれか。 a.意味 [imi] b.海女 [ama] c.梅 [ume] d.友 [tomo] e.有無 [umu] 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:5 問題74 構音点として軟口蓋が関係するのはどれか。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題75 「冨士山(フジヤマ)」の標準的な発音のIPA表記として適切なのはどれか。 <解答例>:4 問題76 日本語(東京方言)のアクセント核の重要な特徴はどれか。 1.ピッチが下がる。 2.母音が延びる。 3.母音が強まる。 4.ピッチが高まる。 5.調音が明瞭になる。 <解答例>:1 問題77 波長はどれか。 1.波の山と谷の間隔 2.波の1周期分の進行距離 3.波の1秒間の進行距離 4.1秒あたりの振動数 5.1回の振動に要する時間 <解答例>:2 問題78 音圧レベルの基準音圧について正しいのはどれか。 1.被験者や周波数に関係なく一定の値 2.個々の被験者毎の最小可聴値 3.国際規格で決められた周波数毎の最小可聴値 4.同じ大きさに聞こえる1kHz純音の音圧 5.若年健常者の最小可聴値の平均値 <解答例>:1 問題79 連続スペクトルはどれか。 1.基本周波数の偶数倍の倍音だけを含む。 2.基本音とその奇数倍の倍音だけを含む。 3.周期的波形のスペクトルである。 4.周波数範囲を限定しても無限の周波数成分がある。 5.周波数が整数比にならない周波数成分がある。 <解答例>:4 問題80 広域帯分析サウンドスペクトログラフの特徴はどれか。 a.時間分解能が高い。 b.周波数分解能が高い。 c.声の高さの時間変化パターンの分析に適する。 d.広い周波数範囲の音声分析に適する。 e.ホルマント周波数の分析に適する。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題81 鼻子音の音源はどれか。 1.声門での摩擦性乱流雑音。 2.閉鎖の開放による破裂性雑音。 3.鼻腔内の摩擦性乱流雑音 4.口蓋帆の周期的振動 5.声帯振動による周期的体積流 <解答例>:3 問題82 母音のホルマントを決めるのはどれか。 1.声門音源波形の周期性。 2.声道内音波の反射と干渉。 3.口唇からの音響放射。 4.声帯と声道壁の共振。 5.鼻・副鼻腔内の共鳴。 <解答例>:2 問題83 自由音場での最小可聴値について正しいのはどれか。 1.周波数が高くなるほど低くなる。 2.周波数が低くなるほど低くなる。 3.1kHz付近で最も低くなる。 4.2kHz付近で最も低くなる。 5.4kHz付近で最も低くなる。 <解答例>:5 問題84 40フォンの純音と同じ大きさの純音はどれか。 1.1kHz、40dBSL 2.1kHz、40dBSPL 3.2kHz、40dBHL 4.2kHz、40dB(A) 5.2kHz、40ソーン <解答例>:2 問題85 臨界帯域幅について正しいにはどれか。 1.周波数に関係なく約100Hzである。 2.周波数に関係なく約1/3オクターブである。 3.2kHz以上の周波数では約100Hzである。 4.2kHz以上の周波数では約160Hzである。 5.2kHz以上の周波数では約1/3オクターブである。 <解答例>:5 問題86 異形態の例はどれか。 1.「ころころ」と、「ごろごろ」 2.「ほんだな」の「だな」と、「たな」 3.「山」を表す「サン」と、「やま」 4.「やまみち」と、「さかみち」 5.「たべる」と、「たべられる」 <解答例>:2 問題87 どの言語も持つ性質として該当しないのはどれか。 1.音と意味との関係の恣意性 2.音声言語の時間的線条性 3.二重文節性 4.分を無数に作り出すことができる創造性 5.文字の表意性 <解答例>:5 問題88 「読む」と「読んだ」との違いを表す用語はどれか。 1.格 2.モダリティ 3.ヴォイス 4.トピック 5.テンス <解答例>:5 問題89 類型論的に分類した場合、日本語はどれか。 1.孤立語 2.屈折語 3.膠着語 4.抱合語 5.複合語 <解答例>:3 問題90 日本語の配列上の規則性として誤っているのはどれか。 1.音配列の基本はCVである。 2.主語の位置は文頭である。 3.述語は文あるいは節の末尾に置かれる。 4.名詞を修飾する要素は名詞に先行する。 5.名詞の格を示す助詞が名詞の直後に置かれる。 <解答例>:2 問題91 仮名一文字に対応する音の単位はどれか。 1.モーラ 2.単音 3.音素 4.子音 5.形態素 <解答例>:1 問題92 前言語期における発達で正しいのはどれか。 1.最初は全くできないが、次第に知覚弁別できる言語音が増えてくる。 2.両唇破裂音から始まり、他の言語音も知覚弁別できるようになる。 3.母語にある言語音から始まり、他の言語音も知覚弁別できるようになる。 4.音素、音節、単語、文へと大きな単位の音を知覚弁別できるようになる。 5.母音にない言語音も知覚弁別できていたのが、母語に限られてくる。 <解答例>:5 問題93 メタ言語能力でないのはどれか。 1.絵を描きながらそれについて話す。 2.文が文法的に正しいか判断する。 3.だじゃれ(ことば遊び)を理解する。 4.ことばに含まれる音の数が分かる。 5.ことばの定義をする。 <解答例>:1 問題94 社会保険について誤っているのはどれか。 1.基本的に強制加入である。 2.事務費は国庫負担となっている。 3.個別収支対応を原則としている。 4.保険料は法制化されている。 5.労働者災害保償保険では事業主が全額保険料を支払う。 <解答例>:2 問題95 正しいのはどれか。 a.介護老人福祉施設の利用者は施設と契約書を取り交わす。 b.地域福祉権利擁護事業は生活困窮者に対する人権擁護事業である。 c.レスパイトケアとは転地療法によるケアである。 d.グループホームは集団的援助技術によるデイケアを行う施設である。 e.無料又は低額で診療を行う事業が社会福祉事業として認められている。 <解答例>:2 問題96 誤っているのはどれか。 a.機能障害とは身体の器官レベルの形態や機能の障害をいう。 b.社会的不利とは生活上の不便さをいう。 c.教育リハビリテーションでは統合教育の一環として地域との交流教育が行われる。 d.廃用症候群は身体機能や精神機能において生じる。 e.能力障害とは日常生活動作やコミュニケーションに支障を来たしている状態をいう。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題97 正しいのはどれか。 a.生活指導員は児童養護施設において児童への生活指導を行う。 b.婦人相談員は母子及び寡婦福祉法によって児童相談所に配置される。 c.社会福祉士は介護福祉士の指導を行う。 d.介護福祉士は日常生活に支障のある者の介護や介護に関する指導を行う。 e.社会福祉主事は年齢制限が設けられている。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:5 問題98 職業リハビリテーションに含まれないのはどれか。 1.生活指導 2.職業指導 3.職業訓練 4.職業紹介 5.保護雇用 <解答例>:1 問題99 言語聴覚士法で正しいのはどれか。 a.免許が登録されている限り業務上の守秘義務をかされる。 b.業務を行うに当たって医師や他の医療関係者と緊密な連携を図る。 c.言語聴覚士ではない者は言語聴覚士又はこれに紛らわしい名称を使用してはならない。 d.診療の補助として医師又は歯科医師の指示の下に嚥下訓練等の業務を行える。 e.免許を取り消されたときは1ヶ月以内に免許証を返納しなければならない。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題100 誤っている組み合わせはどれか。 1.診療所…医療法 2.薬局…薬事法 3.歯科技工所…歯科医師法 4.施術所…柔道整復士法 5.衛生検査所…臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律。 <解答例>:3 【午後の部】(2002年3月24日,13:30〜16:00,全100題) 問題1 適切でない組み合わせはどれか。 1.Saussure…人工内耳の開発 2.Bell…難聴者の言語教育 3.Broca…言語中枢の発見 4.Binet…知能検査の作成 5.Piaget…象徴機能の研究 <解答例>:1 問題2 現時点で原因が明らかでないのはどれか。 a.吃音 b.失語症 c.発語失行 d.特異的言語発達障害 e.機能性構音障害 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:3 問題3 共鳴の異常に関係するのはどれか。 a.気息性 b.開鼻性 c.閉鼻性 d./d/の/n/への置換 e./m/の/n/への置換 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題4 音声以外を補助または代替としてコミュニケーションに利用するのはどれか。 a.DAF b.PACE c.サイクル法 d.マカトン法 e.キュードスピーチ 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:5 問題5 正しい組み合わせはどれか。 a.ICIDH…国際障害分類 b.CVPI…先天性鼻咽腔閉鎖機能不全 c.MFT…口腔筋機能療法 d.BOA…条件詮索反応聴力検査 e.VOT…最長発声持続時間 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:1 問題6 単一事例実験研究のデザインで適切なのはどれか。 a.サンプリング b.ベースライン期 c.治療期 d.独立変数 e.相関関数 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題7 言語聴覚士が行えない行為はどれか。 1.音響分析装置を用いた音声の評価 2.音声発生装置を用いたコミュニケーション訓練 3.遅延聴覚フィードバック装置を用いた吃音の訓練 4.ファイバースコープを用いた鼻咽腔閉鎖機能の訓練 5.動的パラトグラムを用いた構音訓練 <解答例>:4 問題8 運動障害性構音障害について誤っているのはどれか。 1.一側性中心前回障害でみられる。 2.両側性皮質延髄路損傷でみられる。 3.運動麻痺が原因になる。 4.運動失調が原因になる。 5.筋緊張の異常亢進が原因になる。 <解答例>:1 問題9 失語症について正しいのはどれか。 a.右大脳半球損傷では生じない。 b.海馬損傷では生じない。 c.小脳損傷では生じない。 d.脳梁損傷では生じない。 e.視床損傷では生じない。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題10 ジャルゴンについて誤っているのはどれか。 a.意味のとれない発語をいう。 b.大量の発語をいう。 c.文法障害を示す発語をいう。 d.聞き取れない言葉が多い。 e.錯語が大量に混じる。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題11 復唱が保たれるのはどれか。 1.純粋語聾 2.純粋語唖 3.健忘失語 4.ウェルニッケ失語 5.ブローカ失語 <解答例>:3 問題12 ブローカ領域に含まれるのはどれか。 a.左半球下前頭回三角部 b.左半球下前頭回弁蓋部 c.左半球中心前回下方 d.左半球中心後回下方 e.左半球中前頭回脚部 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:1 問題13 健忘失語の病巣でないのはどれか。 1.左半球角回 2.左半球中側頭回 3.左半球上側頭回 4.左半球ブローカ領域 5.左半球海馬傍回 <解答例>:5 問題14 正しいのはどれか。 a.失語症者の語の理解に最も影響するのは語の意味カテゴリーである。 b.「迂言」は健常人にも認められる。 c.呼称課題の成績は標的語の親密度や頻度に影響される。 d.失語症者は文理解の方略として語の意味や語順を使えない。 e.字性錯語にみられる音の誤りはランダムに生じる。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題15 失語症の掘り下げ検査に含まれないのはどれか。 1.単語のモーラ分解・音韻抽出検査 2.発声発語器官の運動機能検査 3.100単語呼称検査 4.失語症構文検査 5.トークンテスト <解答例>:2 問題16 誤っている組み合わせはどれか。 1.機能システム間再編成法…Luria 2.遮断除去法…Weigle 3.刺激法…Schuell 4.PACE…Daivis & Wilcox 5.VIC…Helm-Estabrooks <解答例>:5 問題17 失語症訓練について正しいのはどれか。 a.長期目標の設定には患者や家族のニーズを最優先させる。 b.短期目標とは通常3ヶ月間で達成可能と思われる訓練目標をいう。 c.訓練計画の立案には訓練の形態・頻度・具体的方法の設定が含まれる。 d.個人訓練とグループ訓練では訓練目標が異なる。 e.グループ訓練ではレルリエーション的効果が得られるにとどまる。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題18 仮名文字と音との対応についてキーワードを媒介とする訓練法はどれか。 1.刺激法 2.機能再編成法 3.行動変容法 4.遮断除去法 5.モダリティ別訓練法 <解答例>:2 問題19 PACEの4原則に含まれないのはどれか。 1.新しい情報の交換 2.伝達手段の自由な選択 3.コミュニケーション効率重視 4.話し手と聞き手との対等な役割分担 5.内容伝達の成否に基づくフィードバック <解答例>:3 問題20 後天性小児失語症について誤っているのはどれか。 1.発症後1年以内に日常会話能力を取り戻す例は少ない。 2.言語障害のパターンは罹患時の言語発達レベルに依存する。 3.高度の言語機能の習得には困難を示す例が多い。 4.学業不振、適応障害を起こす例が多い。 5.治療的介入・相談は長期にわたって行う必要がある。 <解答例>:1 問題21 右大脳半球損傷後にみられるのはどれか。 1.観念運動失行 2.観念失行 3.発語失行 4.着衣失行 5.口・顔面失行 <解答例>:4 問題22 知能検査の適応でないのはどれか。 1.痴呆 2.せん妄 3.失語 4.失行 5.失認 <解答例>:2 問題23 前向性健忘で障害されるのはどれか。 1.即時記憶 2.近時記憶 3.遠隔記憶 4.意味記憶 5.生活史記憶 <解答例>:2 問題24 脳血管障害による右大脳半球損傷による慢性期に最も多いのはどれか。 1.半側空間無視 2.病態失認 3.半側身体失認 4.運動無視 5.地誌的見当識障害 <解答例>:1 問題25 痴呆の診断において除外すべき症状はどれか。 1.失語 2.失行 3.失認 4.記憶障害 5.意識障害 <解答例>:5 問題26 初期に人格変化が目立つのはどれか。 1.アルツハイマー病 2.皮質基底核変性症 3.ピック病 4.パーキンソン病 5.もやもや病 <解答例>:3 問題27 前頭葉損傷で起こらないのはどれか。 1.健忘 2.失語 3.失行 4.失認 5.保続 <解答例>:4 問題28 正しいのはどれか。 1.発語がことばの理解より早く発達する。 2.非叫喚発声は喃語より前にみられる。 3.「コドモ」を「コモド」と言う幼児語は1歳代に著明である。 4.1歳児の言う「ワンワン」は犬だけを意味している。 5.最初に出る単語は名詞ではないことが多い。 <解答例>:2 問題29 正しいのはどれか。 1.喃語の音は各言語に固有である。 2.聴覚障害があると喃語がみられない。 3.ラ行の音は早くから発達する。 4.情緒・社会性の発達は言語発達に関連している。 5.粗大運動と発語の発達とは関連している。 <解答例>:4 問題30 誤っている組み合わせはどれか。 1.生後0ヶ月…吸啜反射がみられる。 2.生後3ヶ月…音の方へ顔を向ける。 3.生後5ヶ月…「バイバイ」の呼びかけにこたえて手を振る。 4.生後12ヶ月…音楽や歌で手足を動かして喜ぶ。 5.生後15ヶ月…「おいで」の呼び掛けが分かる。 <解答例>:3 問題31 難聴のリスク因子はどれか。 a.家族歴での難聴の存在 b.妊娠中の喫煙 c.新生児クラミジア肺炎 d.胎内感染 e.新生児高ビリルビン血症 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:3 問題32 正しいのはどれか。 1.2歳から単語がみられる。 2.3歳から二語連鎖がみられる。 3.2歳から「ちょうだい」が分かる。 4.3歳から丸の大小が分かる。 5.5歳から数の概念が分かる。 <解答例>:4 問題33 学習障害について誤っているのはどれか。 1.幼児期に言語発達遅滞の既往が多い。 2.不器用さを合併することが多い。 3.学科間の成績にバラツキがある。 4.知的障害を合併することが多い。 5.ソーシャルスキルの習得が遅れる。 <解答例>:4 問題34 発達プロフィールの中で意味理解・語用の障害が著しいのはどれか。 1.聴覚障害 2.知的障害 3.脳性麻痺 4.広汎性発達障害 5.後天性言語障害 <解答例>:4 問題35 学齢期の知的障害に伴なうコミュニケーションの遅れでみられるのはどれか。 1.共同注視の欠如 2.流暢さの障害 3.統語の障害 4.構音の障害 5.声の異常 <解答例>:3 問題36 誤っているのはどれか。 1.ことばのテスト絵本…選別検査 2.絵画語彙発達検査…理解と表現 3.インリアル…遊技場面 4.遠城寺式発達検査…運動・社会性・言語 5.フロスティッグ検査…視知覚 <解答例>:2 問題37 誤っているのはどれか。 1.ポーテージ…認知・言語中心の指導 2.スクリプト…伝達場面設定型指導 3.S−S法…3側面アプローチ 4.インリアル…相互作用の成立 5.ティーチ…構造化プログラム <解答例>:1 問題38 言語発達の指導、訓練について適切でないのはどれか。 1.コミュニケーション意欲を育てる。 2.認知面では弁別学習を重視する。 3.子どもの興味に合わせる。 4.発達初期から言語表出を重視する。 5.細かいステップを組む。 <解答例>:4 問題39 前言語期の子どもに対する家族の接し方について適切でないのはどれか。 1.子どもの好む活動や表現手段を知る。 2.日常の道具や玩具の扱い方をおしえる。 3.情動行動や自己刺激的な行動は制止する。 4.生活のリズム(睡眠・食事・遊び)を確立する。 5.課題的な行動を長時間行わせることは控える。 <解答例>:3 問題40 非音声的手段について誤っているのはどれか。 1.VOCAは視覚出力型会話補助装置である。 2.文字形の弁別と絵の弁別が可能となったときから文字言語学習を始める。 3.マカトン法はサインと音声とを同時に用いて刺激する。 4.PCSは絵記号のことである。 5.話しことばの少ない自閉症児に有用である。 <解答例>:1 問題41 1〜3歳の言語消失のエピソードが示唆するのはどれか。 1.知的障害 2.自閉症 3.言語性学習障害 4.後天性言語障害 5.特異的言語発達障害 <解答例>:2 問題42 広汎性発達障害のカテゴリーに含まれないのはどれか。 1.自閉性障害 2.レット障害 3.アスペルガー障害 4.書字表出障害 5.小児期崩壊性障害 <解答例>:4 問題43 誤っている組み合わせはどれか。 1.ICD-10…WHOの国際疾病分類第10版 2.DSM-W…身体障害の診断と統計の手引き 3.WISC…ウェクスラー児童用知能検査 4.ABR…聴性脳幹反応 5.ITPA…イリノイ言語学習能力診断検査 <解答例>:2 問題44 自閉症児について正しいのはどれか。 a.2/3は知的障害を併せ持っている。 b.視空間的認知は言語能力に比べて良好である。 c.共同注視行動は早く出現する。 d.軽度聴力障害を有する。 e.言語能力は優れている。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:1 問題45 知的障害に伴う言語発達の遅れで誤っているのはどれか。 1.知的障害の重症度に対応している。 2.象徴機能の発達の遅れが主要因である。 3.知的障害の原因によって特徴が異なる。 4.他の発達側面とは独立して改善する。 5.対人的相互交渉は保たれている。 <解答例>:4 問題46 中度の知的障害を持つ小学生への言語指導として適切でないのはどれか。 1.語中の音の位置を同定させる訓練 2.弁別学習訓練 3.AAC手順の獲得訓練 4.象徴遊びを促進する手順 5.伝達場面を設定した語用訓練 <解答例>:? 問題47 脳性麻痺児の発達障害で誤っているのはどれか。 1.頸直型は錐体路に障害がある。 2.アテトーゼ型は錐体外路に障害がある。 3.脳質周囲白質軟化症(PVL)は巨大児に多い。 4.知能、聴力、視知覚の障害を合併しやすい。 5.失調型は小脳障害による。 <解答例>:3 問題48 音声障害について誤っているのはどれか。 1.嗄声は声帯振動の不規則性に起因する。 2.片側反回神経マヒでは最長発声持続時間が短縮する。 3.声帯嚢胞の発症は喫煙と密接な関係がある。 4.保育士における声帯結節は職業病ともいえる。 5.喉頭結核では粗ぞう性嗄声がみられる。 <解答例>:3 問題49 声帯結節について正しいのはどれか。 1.一側性に生じる。 2.ヘビースモーカーに多発する。 3.変声期に多発する。 4.声の乱用の影響が強い。 5.手術的切除は禁忌である。 <解答例>:4 問題50 声帯ポリープについて正しいのはどれか。 a.一側性に生じやすい。 b.20歳代の女性に多い。 c.真性腫瘍である。 d.悪性化する。 e.喉頭顕微鏡下手術の対象になる。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題51 正しいのはどれか。 a.ストロボスコピーで粘膜波動の有無が分かる。 b.最長発声持続時間が10秒未満は異常である。 c.声帯病変があると声域は狭くなる。 d.発声時呼気流率は声門閉鎖不全で小さくなる。 e.呼気圧は声の質と高い相関を示す。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:1 問題52 音声治療の対象になるのはどれか。 a.声帯結節 b.喉頭乳頭腫 c.声帯癌 d.喉頭横隔膜症 e.喉頭肉芽腫 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題53 喉頭の過緊張を減少させる目的で行う音声訓練法はどれか。 a.ハミングでの発声 b.あくび・ため息法 c.プッシング法 d.硬起声 e.軟起声 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:2 問題54 無喉頭音声の種類の選択で考慮するのはどれか。 a.嗄声の程度 b.性別 c.本人の希望 d.訓練担当者の有無 e.全身状態 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:5 問題55 正常な構音発達に認められないのはどれか。 1.中性母音化 2.摩擦音の促音化 3.子音の省略 4.摩擦音の破裂音への置換 5.音の倒置 <解答例>:2 問題56 軟口蓋の運動機能検査として正しいのはどれか。 a.高圧エックス線撮影 b.ストロボスコピー c.GRBAS尺度評価 d.話声位の測定 e.口蓋帆挙筋の筋電図 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題57 構音の検査・評価で正しいのはどれか。 a.単語による検査では音環境に配慮する。 b.省略は異常構音である。 c.単語検査で正しければ音節の復唱検査でも正しい。 d.音の定着度の判断には文章による検査を用いる。 e.誤り音があるときは弁別素性の観点で評価する。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:3 問題58 「ごはん」を「doan」と言った場合の誤り方はどれか。 1.置換と歪み 2.置換と付加 3.置換と省略 4.省略と歪み 5.付加と歪み <解答例>:3 問題59 構音の誤りが多発性の場合、訓練音の選択で正しいのはどれか。 a.構音動作が容易な音 b.発話明瞭度向上に最も効果的な音 c.被刺激性がない音 d.構音発達過程の後期に出現する音 e.構音様式や構音点が視覚化しやすい音 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:2 問題60 口蓋裂児に特徴的でないのはどれか。 a.知能障害 b.哺乳障害 c.咀嚼障害 d.構音障害 e.喚語障害 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題61 舌切除後の構音障害について誤っているのはどれか。 1.舌のボリュームの減少が原因である。 2.舌の可動性の制限が原因である。 3.構音の歪みが多く認められる。 4.摩擦音が閉鎖音に置換しやすい。 5.歯茎音が両唇音に置換しやすい。 <解答例>:4 問題62 運動障害性構音障害を起こさないのはどれか。 1.脊髄性小脳変性症 2.下垂体腺腫 3.ギラン・バレー症候群 4.進行性筋ジストロフィー 5.多発性硬化症 <解答例>:2 問題63 正しい組み合わせはどれか。 a.運動過多性運動障害…口とがらし反射の出現 b.痙性構音障害…舌引っ込め反射の亢進 c.弛緩性構音障害…軟口蓋反射の消失 d.運動低下性構音障害…下顎反射の亢進 e.失調性構音障害…咽頭反射の消失 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題64 小脳変性症の話しことばの特徴はどれか。 a.気息性嗄声が起こる。 b.声の強さが変動する。 c.子音の歪みが認められる。 d.リズムの乱れが認められる。 e.音節の繰り返しでは誤りが起こりにくい。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題65 パーキンソン病患者の発話訓練として適切でないのはどれか。 a.発話速度増加訓練 b.声門閉鎖促進訓練 c.モーラ指折り法 d.タッピング e.Kayser−Gutzmann法 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題66 正常嚥下時に起こらないのはどれか。 1.食塊形成 2.鼻咽腔閉鎖 3.喉頭挙上 4.声門閉鎖 5.声門下圧下降 <解答例>:5 問題67 嚥下に関与する求心性神経はどれか。 a.舌下神経 b.舌神経 c.舌咽神経 d.上喉頭神経内枝 e.顔面神経 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題68 口腔癌手術後の嚥下機能に影響しないのはどれか。 1.舌半側切除述 2.舌亜全摘出述 3.舌下神経切断 4.舌神経切断 5.再建術 <解答例>:1 問題69 嚥下障害の原因にならないのはどれか。 1.多発性脳神経炎 2.パーキンソン病 3.声帯癌 4.扁桃周囲膿瘍 5.ヒステリー <解答例>:3 問題70 嚥下障害がみられないのはどれか。 1.軟口蓋麻痺 2.重症筋無力症 3.下咽頭癌 4.食道異物 5.地図様舌 <解答例>:5 問題71 嚥下性肺炎の原因とならないのはどれか。 1.水様物の誤嚥 2.胃内容物の誤嚥 3.低浸透圧造影剤の誤嚥 4.口腔、咽頭腔の分泌物の誤嚥 5.睡眠中の不顕性誤嚥 <解答例>:3 問題72 嚥下後の下咽頭の食塊残留が示唆するのはどれか。 1.咽頭期誤嚥の惹起不全 2.喉頭蓋の倒れ込み障害 3.食道入り口部の狭窄 4.食塊が喉頭から気管に入る前駆症状 5.正常な老化現象 <解答例>:3 問題73 口腔癌術後の嚥下訓練について正しい組み合わせはどれか。 1.呼吸訓練…声門閉鎖促進 2.歯牙のブラッシング…流涎改善 3.口唇閉鎖訓練…口内知覚改善 4.顎引き嚥下…喉頭挙上と食道入り口部開大 5.プッシング法…喀痰排出 <解答例>:4 問題74 吃音の随伴症状はどれか。 a.舌の突出 b.あくび c.腹式呼吸 d.渋面 e.四肢の運動 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:3 問題75 吃音について正しいのはどれか。 a.幼児で多発するのは阻止である。 b.成人では音節の繰り返しが多い。 c.阻止は吃音の進展の特徴の一つである。 d.発吃者の工夫によって吃音症状が減少する。 e.発話速度は吃症状に影響しない。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:4 問題76 吃音について正しいのはどれか。 a.突発的に発症しない。 b.非流暢性のタイプには多様性がある。 c.機能語より内容語で多くみられる。 d.発症年齢は4歳以降である。 e.子どもは症状を自覚していない。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題77 聴覚の発達指標で正しい組み合わせはどれか。 1.生後0ヶ月…モロー反射 2.生後2ヶ月…音源探索反応 3.生後6ヶ月…覚醒反応 4.生後12ヶ月…眼瞼反射 5.3歳…耳小骨筋反射 <解答例>:1 問題78 新生児聴覚スクリーニングに適するのはどれか。 a.自発耳音響放射検査(SOAE) b.誘発耳音響放射検査(EOAE) c.自動聴性脳幹反応検査(AABR) d.聴性中間反応検査(MLR) e.頭頂部緩反応検査(SVR) 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題79 COR検査について正しいのはどれか。 1.光のみに対する条件反射を利用している。 2.音のみに対する条件反射を利用している。 3.音と光に対する条件反射を利用している。 4.小学生に対する検査法である。 5.1kHzと2kHzのみ測定する。 <解答例>:3 問題80 遊戯聴力検査について正しいのはどれか。 a.耳から15cmの距離で音を聞かせる。 b.幼児に対して行う。 c.音に反応して特定の動作をしたときに一定の報酬を与える。 d.音に反応したかを反射で判定する。 e.自由に遊ばせながら音を聞かせる。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題81 正しいのはどれか。 a.失聴した年齢で言語発達は大きく異なる。 b.人口内耳、補聴器で表出言語の歪みが軽減する。 c.両親が重度聴覚障害の場合、健聴児でも言語発達は遅れる。 d.中等度難聴は言語発達の遅れの原因にならない。 e.高音急墜型の難聴児では言語発達は遅れない。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:1 問題82 聴覚障害幼児の指導計画を立てる場合、評価対象としないのはどれか。 1.愛着行動 2.母子の共感的関係 3.身振りや指差しによる表現 4.聴性反応行動 5.空間の探索行動 <解答例>:5 問題83 聴覚障害児のコミュニケーション指導について正しいのはどれか。 a.親との信頼関係が基盤となる。 b.知的障害の有無によって配慮が必要である。 c.手話によるコミュニケーションを用いない。 d.視覚的情報は聴覚的理解を妨げる。 e.言語能力があるほど読話力は伸びやすい。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:2 問題84 聴覚障害児の言語指導における指文字の役割として正しいのはどれか。 a.語の習得 b.語の音韻構造の習得 c.附属語・接尾辞の習得 d.発音分化の手掛かり e.感情表現の手掛かり 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:4 問題85 幼児期失聴新鮮例に行うのはどれか。 a.両親にコミュニケーションの意味を説明する。 b.手話や指文字を教える。 c.聴能訓練を行う。 d.身振り、描画によって疎通性を図る。 e.子どもの表現に共感し安心感を与える。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:3 問題86 補聴効果と限界とについて誤っているのはどれか。 1.暗騒音が大きい場面ほど聞こえにくい。 2.増幅された分だけ明瞭に聞こえる。 3.距離が離れるほど聞こえにくい。 4.スピーカーを通した音は補聴しにくい。 5.補聴器の進歩によって変化する。 <解答例>:2 問題87 成人の聴力検査として適切でないのはどれか。 a.カロリック検査 b.聴性脳幹反応 c.ティンパノメトリー d.SISI検査 e.CADL 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:2 問題88 純音聴力検査で正しいのはどれか。 1.最初に125Hzの聴力を測定する。 2.125Hzと8kHzの骨導聴力は測定しない。 3.非健耳のマスキングは30dBとする。 4.交叉聴取(cross hearing)は生じない。 5.自然騒音下で行う。 <解答例>:2 問題89 語音聴力検査について正しいのはどれか。 1.難聴の鑑別診断に有用である。 2.補充現象の有無を知ることができる。 3.SRTの測定は2桁の数字を用いる。 4.標準語音として77語表を用いる。 5.正常の語音明瞭度は70%である。 <解答例>:2 問題90 ティンパノメトリーが診断上有用なのはどれか。 1.メニエール病 2.突発性難聴 3.慢性中耳炎 4.浸出性中耳炎 5.老人性難聴 <解答例>:4 問題91 補充現象検査が診断上有用なのはどれか。 1.伝音性難聴 2.内耳性難聴 3.後迷路性難聴 4.脳幹性難聴 5.皮質性難聴 <解答例>:2 問題92 難聴が緩徐に進行する疾患はどれか。 a.急性中耳炎 b.内耳炎 c.メニエール病 d.聴神経腫瘍 e.老人性難聴 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:5 問題93 成人聴覚障害者で誤っているのはどれか。 1.手話を含むコミュニケーション能力を調べる。 2.若年期失聴ほど音声言語の獲得が困難である。 3.中途失聴者は障害の受容が困難である。 4.高齢者難聴者は社会、家庭で孤立しやすい。 5.人口内耳の適応の上限は60歳ぐらいである。 <解答例>:5 問題94 成人の聴能訓練で正しいのはどれか。 a.補聴器は装用せずに行う。 b.生活環境を考慮する。 c.年齢によってコミュニケーションの方法を考慮する。 d.補助手段としての手話は高齢者には有用でない。 e.日常会話でも視覚的手掛かりを少なくする。 1.a、b 2.a、e 3.b、c 4.c、d 5.d、e <解答例>:3 問題95 難聴者の発語指導として正しいのはどれか。 a.会話の機会を多くする。 b.指導者の顔がよく見えるようにする。 c.始めは裸耳で訓練する。 d.発声訓練は除く。 e.同じ語や話を繰り返し聞かせる。 1.a、b、c 2.a、b、e 3.a、d、e 4.b、c、d 5.c、d、e <解答例>:2 問題96 補聴器について誤っているのはどれか。 1.ノンリニア補聴器は補充現象を軽減できる。 2.デジタル補聴器は雑音下の聴取改善が可能である。 3.最大出力制限装置は内耳保護に有用である。 4.ベントは高周波雑音を低減する。 5.骨導補聴器では骨導端子を乳突部にあてる。 <解答例>:4 問題97 補聴器のフィッティングで用いないのはどれか。 1.純音聴力検査 2.語音明瞭度検査 3.発話明瞭度検査 4.不快レベル検査(UCL検査) 5.補聴器特性の測定 <解答例>:3 問題98 小児人工内耳のマッピングで誤っているのはどれか。 1.他覚的なマッピングにNRTがある。 2.Cレベルが測定できない場合は大きめに設定する。 3.音入れまでの間に患児との信頼関係を築く。 4.Tレベルの測定には遊戯聴力検査やBOAを用いる。 5.音入れ初期では測定されたダイナミックレンジより狭めたマップにする。 <解答例>:2 問題99 視覚聴覚二重障害に関係のあるのはどれか。 1.トリーチャーコリンズ症候群 2.アッシャー症候群 3.ワーデルブルグ症候群 4.ターナー症候群 5.ダウン症候群 <解答例>:2 問題100 視覚聴覚二重障害への配慮で適切でないのはどれか。 1.対話を中断するときはそれを説明する。 2.手を引いたり体を押したりして意志を伝える。 3.複数での会話は全員に内容が分かるようにする。 4.話し始めるときは自分の名前や性別および年齢を伝える。 5.会話の過程でその時々の状況を伝える。 <解答例>:2 |
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